【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2025/11/10)
本日のFX市場では、主要通貨ペアの動向に注目が集まります。特にドル円は、引き続き方向感の定まらない展開が予想されます。本記事では、前日の相場分析、ファンダメンタルズ要因、そしてテクニカル分析に基づいたトレード戦略を提供します。
本日の分析では、ADXとEMAという2つの主要なインジケーターを使用し、トレンドの強さや方向性を判断します。これらの情報を活用し、リスクを管理しながら利益を狙えるトレード戦略を構築していきましょう。
ぜひ最後まで読んで、今日のトレードにお役立てください。
前日の相場分析
USD/JPYの分析
昨日のドル円相場は、1時間足で見ると、比較的狭いレンジ内での動きとなりました。高値は151.70円付近、安値は151.30円付近で、方向感に欠ける展開でした。
このレンジ相場は、市場参加者が方向性を見極めようとしている状況を示唆しています。重要な高値と安値を意識しながら、今日の取引戦略を立てていく必要があります。
EUR/USDの分析
一方、ユーロドル相場も、ドル円と同様にレンジ相場となりました。1時間足では、高値が1.0730ドル付近、安値が1.0700ドル付近です。
ユーロドルも方向感が定まらない状況が続いており、引き続き注意が必要です。今日の市場では、これらの重要水準を突破する動きがあるかどうかに注目しましょう。
本日の注目ニュース
アメリカの消費者物価指数(CPI)発表
本日、アメリカの消費者物価指数(CPI)が発表されます。この指標は、インフレの動向を示す重要なものであり、発表内容によっては市場が大きく変動する可能性があります。
予想を上回るCPIの結果が出れば、FRBの利上げ観測が強まり、ドル高に繋がる可能性があります。逆に、予想を下回る場合は、ドル安となる可能性があるので注意が必要です。
欧州中央銀行(ECB)理事会の開催
欧州中央銀行(ECB)の理事会が本日開催されます。政策金利の発表や、ラガルド総裁の記者会見の内容に注目が集まります。
ECBがタカ派的な姿勢を示した場合、ユーロ高に繋がる可能性があります。しかし、景気減速への懸念が示された場合は、ユーロ安となる可能性も考慮しておく必要があります。
日本の景気ウォッチャー調査
日本の景気ウォッチャー調査が発表されます。この調査は、街角の景気動向を把握するためのものであり、今後の景気判断に影響を与える可能性があります。
景況感が改善しているとの結果が出れば、日経平均株価の上昇や円高に繋がる可能性があります。逆に、悪化しているとの結果が出た場合は、株安や円安となる可能性があるので注意が必要です。
本日のファンダメンタル分析
本日は、アメリカの消費者物価指数(CPI)の発表が最大の注目点です。インフレの状況は、FRBの金融政策に大きな影響を与えるため、市場の変動要因となります。もしCPIが予想を上回り、インフレが依然として高止まりしていることが示されれば、FRBは追加利上げを行う可能性が高まり、ドル高に繋がるでしょう。
欧州中央銀行(ECB)理事会も、ユーロ相場に影響を与える可能性があります。ECBがインフレ抑制のためにタカ派的な姿勢を維持する場合、ユーロは上昇する可能性があります。しかし、ユーロ圏の景気減速懸念が強まれば、ECBは慎重な姿勢を取らざるを得なくなり、ユーロ安に繋がる可能性もあります。
日本の景気ウォッチャー調査の結果も、市場のセンチメントに影響を与える可能性があります。景況感が改善しているとの結果が出れば、日本経済の回復期待が高まり、円高に繋がる可能性があります。しかし、世界経済の減速や地政学的なリスクを考慮すると、円高の持続性は不透明です。
本日のテクニカル分析
ADX(Average Directional Index)の解説
ADXは、トレンドの強さを測るためのインジケーターです。相場がトレンド状態にあるのか、レンジ状態にあるのかを判断するのに役立ちます。ADXは、+DI(プラスDI)と-DI(マイナスDI)という2つのラインと組み合わせて使用されます。
具体的なルール:ADXの数値が25以上であれば、相場は強いトレンド状態にあると判断します。ADXが20以下であれば、トレンドは弱く、レンジ相場である可能性が高いと判断します。+DIが-DIよりも上にある場合は、上昇トレンド、-DIが+DIよりも上にある場合は、下降トレンドを示唆します。
数値例:
- ADX=35、+DI > -DI:強い上昇トレンド
- ADX=15、+DI
- ADX=50、+DI > -DI:非常に強い上昇トレンド
やってはいけないこと:ADXの値だけで売買を判断すること。ADXはトレンドの強さを示す指標であり、単独で使用するとダマしに遭う可能性があります。他のインジケーターやプライスアクションと組み合わせて分析することが重要です。
EMA(指数平滑移動平均線)の解説
EMAは、直近の価格に重点を置いた移動平均線です。SMA(単純移動平均線)よりも、価格変動に対する感度が高く、より迅速にトレンドの変化を捉えることができます。短期、中期、長期のEMAを組み合わせることで、より詳細な分析が可能になります。
具体的なルール:短期EMA(例:20EMA)が長期EMA(例:50EMA)を上抜けた場合、上昇トレンドのサインと見なします。逆に、短期EMAが長期EMAを下抜けた場合は、下降トレンドのサインと見なします。価格がEMAよりも上にある場合は、上昇トレンド、下にある場合は、下降トレンドを示唆します。
数値例:
- 20EMAが50EMAを上抜け、価格が20EMAの上にある:上昇トレンド
- 20EMAが50EMAを下抜け、価格が20EMAの下にある:下降トレンド
- 価格が200EMAの上にある:長期的な上昇トレンド
やってはいけないこと:EMAだけでエントリーのタイミングを判断すること。EMAはあくまでトレンドの方向性を示す指標であり、単独で使用すると誤った判断をする可能性があります。他のインジケーターやプライスアクションと組み合わせて分析することが重要です。特に、レンジ相場ではダマしが多くなるため注意が必要です。
レンジとトレンドの使い分け条件:ADXが20未満の場合は、トレンド追随は避け、レンジ相場戦略を採用する。
本日のトレード設計(時間帯・水準・失敗例回避)
本日のトレード戦略は、東京時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間の各時間帯で異なるアプローチを取ります。
東京時間(午前9時~午後5時)
東京時間では、ドル円はレンジ相場となる可能性が高いため、スキャルピング戦略を中心に展開します。具体的には、ADXが20以下であることを確認し、151.30円と151.70円のレンジ内で、押し目買い、戻り売りの戦略を取ります。損切りは、レンジの上限または下限から10pips程度離れた位置に設定し、利益確定は20pips程度を目標とします。
失敗例回避:東京時間では、突発的なニュースや要人発言に注意が必要です。特に、日銀の金融政策に関する報道には注意し、ポジションを持つ際には、これらのリスクを考慮に入れる必要があります。
ロンドン時間(午後4時~午前1時)
ロンドン時間に入ると、市場のボラティリティが高まる可能性があります。ADXが25以上になった場合は、トレンドフォロー戦略に切り替えます。例えば、ドル円が151.70円を上抜けた場合は、買いでエントリーし、損切りは151.60円に設定します。利益確定は、トレンドの勢いに応じて、50pipsから100pipsを目標とします。
失敗例回避:ロンドン時間では、指標発表が多く、急激な値動きに注意が必要です。特に、イギリスの経済指標や、欧州の政治的なニュースには注意し、ポジションを持つ際には、これらのリスクを考慮に入れる必要があります。
ニューヨーク時間(午後9時~午前6時)
ニューヨーク時間では、アメリカの経済指標の発表や、FRBの要人発言に注目が集まります。これらのイベントによって、市場が大きく変動する可能性があるため、慎重なトレードを心がけます。ADXとEMAを組み合わせ、トレンドの方向性を確認しながら、順張りでエントリーします。
失敗例回避:ニューヨーク時間では、市場の流動性が高く、スプレッドが広がりやすい時間帯でもあります。エントリーする際には、スプレッドを確認し、不利な条件で取引しないように注意する必要があります。
具体的な数値ガイド
- エントリー条件:ADX>25、EMAのゴールデンクロス(短期EMAが長期EMAを上抜ける)
- 損切り:エントリー価格から-20pips
- 利確:エントリー価格から+40pips
- 資金管理:1トレードあたりのリスクは、総資金の2%以下に抑える
明日の見通し(複数シナリオ)
明日のドル円相場は、引き続きアメリカの金融政策や、世界経済の動向に左右される展開が予想されます。以下のシナリオを想定し、それぞれの状況に対応できるように準備しておきましょう。
シナリオ1:アメリカのインフレが鈍化した場合
アメリカのインフレが鈍化した場合、FRBの利上げペースが減速するとの見方が強まり、ドル安が進む可能性があります。ドル円は、150円台まで下落する可能性も考慮に入れておく必要があります。この場合、短期的な戻り売り戦略が有効となるでしょう。
シナリオ2:アメリカのインフレが高止まりした場合
アメリカのインフレが高止まりした場合、FRBは追加利上げを行う可能性が高まり、ドル高が進む可能性があります。ドル円は、152円台まで上昇する可能性も考慮に入れておく必要があります。この場合、押し目買い戦略が有効となるでしょう。
シナリオ3:世界経済の減速が加速した場合
世界経済の減速が加速した場合、リスクオフの動きが強まり、円が買われる可能性があります。ドル円は、149円台まで下落する可能性も考慮に入れておく必要があります。この場合、安全資産としての円の需要が高まり、円高が進む可能性があります。
投資の心得
「成功への道は、常に建設中である。」 – Lily Tomlin
投資の世界では、常に学び続け、変化に対応していくことが重要です。相場の状況は常に変化するため、過去の成功体験に固執せず、柔軟な思考を持つことが成功への鍵となります。
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筆者メモ(今日の所感)
イベント待ちの地合い。サイズを落として小さくエントリー。損切りは“機械的”に。指値の上書きはしないのが正解。
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免責事項
当記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買を推奨するものではありません。相場は急変することがあり、元本の保証はありません。取引は自己責任でお願いいたします。
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