【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2025/12/12)
本日のFX市場では、主要通貨ペアの動向に注目が集まります。特にドル円相場は、昨日のレンジ相場からどちらにブレイクするか重要な局面を迎えています。本記事では、テクニカル分析に基づいた具体的なトレード戦略と、リスク管理のポイントを解説します。
本日の戦略の中心となるのは、VWAPとMFIという2つのインジケーターです。これらの指標を組み合わせることで、より精度の高いエントリーポイントとエグジットポイントを見極めることを目指します。
ぜひ最後までお読みいただき、今日のトレードにお役立てください。
前日のUSD/JPY・EUR/USDの動向
USD/JPYの動向
昨日のドル円相場は、136.20円から136.80円の間で推移するレンジ相場となりました。1時間足チャートでは、目立ったトレンドは確認できず、短期的な値動きに終始しました。重要高値は136.80円、重要安値は136.20円です。
EUR/USDの動向
一方、ユーロドル相場は、1.0500ドルから1.0550ドルの間で小幅な上昇を見せました。しかし、全体としては依然として方向感に欠ける展開となっています。重要高値は1.0550ドル、重要安値は1.0500ドルです。
直近ニュース3本の要点とファンダメンタル解説
ニュース1:米国のインフレ指標
先日の米国消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回る結果となり、FRBの利上げペース減速観測が強まりました。この結果を受けて、ドル円相場は一時的に下落しましたが、その後は底堅さを見せています。
ニュース2:欧州のエネルギー危機
欧州では依然としてエネルギー危機が懸念されており、ユーロ圏の景気後退リスクが高まっています。ECBはインフレ抑制のために利上げを継続していますが、景気への悪影響が懸念されています。
ニュース3:日銀の金融政策
日銀は、現状の金融緩和政策を維持する姿勢を示しています。しかし、市場では日銀が近い将来、金融政策を修正するとの見方が根強く、円相場の変動要因となっています。
これらのニュースを踏まえると、ドル円相場は引き続き、米国のインフレ動向、欧州のエネルギー危機、そして日銀の金融政策という3つの要因に左右される展開が予想されます。市場の動向を注意深く見守り、柔軟な対応が求められます。
本日のテクニカル分析:VWAPとMFI
VWAP(Volume Weighted Average Price)
VWAPは、取引量で加重平均した価格を示す指標です。特定の期間における平均的な取引コストを把握するために使用されます。機関投資家が市場の動向を把握し、自身の取引価格が市場平均と比べて有利かどうかを判断するために利用されることが多いです。
VWAPの具体的なルールとしては、価格がVWAPよりも上にある場合は強気、下にある場合は弱気と判断します。VWAPは、その日の取引の中心となる価格帯を示すため、支持線や抵抗線として機能することが期待できます。
例えば、ドル円相場が136.50円で推移しており、VWAPが136.30円の場合、価格はVWAPよりも上に位置しているため、強気と判断できます。この場合、買いエントリーを検討し、VWAPを下回ったら損切りを設定するといった戦略が考えられます。
VWAPを使う上でやってはいけないことは、VWAPのみを過信して取引することです。VWAPはあくまで平均的な取引コストを示す指標であり、相場の急変動には対応できない場合があります。他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と組み合わせて使用することが重要です。
MFI(Money Flow Index)
MFIは、日本語では資金流量指標と呼ばれ、価格と出来高を基に市場の売られ過ぎ、買われ過ぎを判断するために使用されるオシレーター系の指標です。RSI(Relative Strength Index)と同様に、0から100までの範囲で数値が表示され、市場の過熱感を測ります。
MFIの具体的なルールとしては、MFIが80以上であれば買われ過ぎ、20以下であれば売られ過ぎと判断します。買われ過ぎの状況では、価格が下落する可能性が高まり、売られ過ぎの状況では、価格が上昇する可能性が高まります。
例えば、ドル円相場のMFIが85の場合、買われ過ぎの状態と判断できます。この場合、売りエントリーを検討し、MFIが80を下回ったら利益確定を行うといった戦略が考えられます。逆に、MFIが15の場合、売られ過ぎの状態と判断できます。
MFIを使う上でやってはいけないことは、MFIの数値だけで判断することです。MFIはあくまで市場の過熱感を示す指標であり、トレンドの転換を必ずしも示唆するものではありません。他のテクニカル指標やチャートパターンと組み合わせて使用し、総合的な判断を行うことが重要です。
ADXが20未満の場合はレンジ相場と判断し、トレンドフォロー戦略は避ける。
本日の運用戦略
本日の運用戦略は、VWAPとMFIを組み合わせた、短期的なスキャルピング戦略です。ドル円相場を対象とし、以下の条件で取引を行います。
- エントリー条件:価格がVWAPを上回り、MFIが50を下回った場合、買いエントリー
- 損切り:エントリー価格から10pips下
- 利確:エントリー価格から20pips上
- 資金管理:1回の取引におけるリスクは、総資金の1%以下に抑える
例えば、ドル円相場が136.50円で推移しており、VWAPが136.30円、MFIが45の場合、買いエントリーを行います。損切りは136.40円、利確は136.70円に設定します。総資金が100万円の場合、1回の取引におけるリスクは1万円以下に抑えます。
明日の見通し
シナリオ1:ドル円がレンジブレイクした場合
ドル円相場が136.80円のレジスタンスラインを上抜けした場合、上昇トレンドが加速する可能性があります。この場合、買いポジションを維持し、137.50円付近を目標に利益確定を目指します。損切りラインは、136.80円に設定します。
シナリオ2:ドル円が下落した場合
ドル円相場が136.20円のサポートラインを下抜けした場合、下落トレンドが加速する可能性があります。この場合、売りポジションを検討し、135.50円付近を目標に利益確定を目指します。損切りラインは、136.20円に設定します。
シナリオ3:ドル円がレンジ相場を継続した場合
ドル円相場が引き続き、136.20円から136.80円のレンジ内で推移する場合、短期的なスキャルピング戦略を継続します。VWAPとMFIを参考に、細かく利益を積み重ねていくことを目指します。
投資の心得
「リスクを取らないことが最大のリスクである。」 – ウォーレン・バフェット
投資においては、リスクを完全に避けることはできません。しかし、リスクを恐れて何もしないことが、将来の機会を失うことにつながる可能性があります。重要なのは、リスクを正しく理解し、適切に管理することです。リスクとリターンのバランスを考慮し、長期的な視点で投資を行うことが大切です。
筆者メモ(今日の所感)
週末前は無理に取りに行かず、『今週の反省と来週のテーマ決め』が結果的にプラスに繋がります。
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免責事項
当記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買を推奨するものではありません。相場は急変することがあり、元本の保証はありません。取引は自己責任でお願いいたします。
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