【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2025/12/15)
本日のFX市場では、主要通貨ペアの動向に注目が集まります。特にドル円とユーロドルの方向性を見極め、適切な戦略を立てることが重要です。
この記事では、最新の市場分析とテクニカル指標を用いて、具体的なトレード戦略を解説します。リスクを抑えつつ、利益を狙えるチャンスを探っていきましょう。
それでは、本日のFX市場の注目ポイントを詳しく見ていきましょう。
前日のUSD/JPY・EUR/USDの動向
USD/JPYの1時間足分析
前営業日のUSD/JPYは、142.50円から143.20円のレンジで推移しました。方向感としては、やや上昇傾向が見られました。
重要高値は143.20円、重要安値は142.50円となります。このレンジをどちらにブレイクするかで、今後の方向性が決まる可能性があります。
EUR/USDの1時間足分析
前営業日のEUR/USDは、1.0750ドルから1.0800ドルのレンジで推移しました。方向感としては、レンジ相場が継続しています。
重要高値は1.0800ドル、重要安値は1.0750ドルとなります。引き続き、レンジ上限と下限での攻防に注目しましょう。
直近ニュースとファンダメンタル解説
ニュース1:米国のインフレ指標発表
先週発表された米国の消費者物価指数(CPI)は、市場予想を下回る結果となりました。これにより、FRBの利上げペース鈍化期待が高まり、ドル安が進みました。
ニュース2:欧州中央銀行(ECB)理事会
ECB理事会では、政策金利の据え置きが決定されました。声明では、インフレ抑制への強い決意が示され、今後のデータ次第で利上げの可能性も示唆されました。
ニュース3:日本の景気動向指数
日本の景気動向指数は、2ヶ月連続で悪化しました。輸出の減少や個人消費の低迷が要因とみられます。政府は、景気対策の検討を進めています。
ファンダメンタル解説
これらのニュースから、現在の市場は、米国の利上げペース鈍化期待と、欧州のインフレ抑制姿勢、日本の景気減速という3つの要因が複雑に絡み合っている状況と言えます。各国の金融政策や経済指標の発表に注意しながら、慎重なトレードを心がけましょう。
テクニカル分析:ADXとEMA
ADX(Average Directional Index)
ADXは、相場のトレンドの強さを示すインジケーターです。トレンドの有無や、その強さを判断するために使用します。
具体的には、ADXの値が25を超えるとトレンドが発生していると判断し、20を下回るとトレンドがないレンジ相場と判断します。ADXが上昇していればトレンドが強まっていることを、下降していればトレンドが弱まっていることを意味します。
例えば、ADXが35の場合、強いトレンドが発生していると判断できます。逆に、ADXが15の場合は、レンジ相場である可能性が高いと考えられます。
ADXだけで売買を判断するのは危険です。他のインジケーターと組み合わせて、総合的に判断するようにしましょう。
EMA(Exponential Moving Average)
EMAは、指数平滑移動平均線と呼ばれる移動平均線の一種です。直近の価格に比重を置いているため、価格変動に敏感に反応します。トレンドの方向性や、サポート・レジスタンスラインとして利用されます。
具体的には、短期EMA(例:20EMA)と長期EMA(例:50EMA)のゴールデンクロス(短期EMAが長期EMAを上抜ける)は買いサイン、デッドクロス(短期EMAが長期EMAを下抜ける)は売りサインと判断します。また、価格がEMAの上にある場合は上昇トレンド、下にある場合は下降トレンドと判断できます。
例えば、20EMAが143.00円、50EMAが142.80円で、ゴールデンクロスが発生した場合、買いエントリーを検討します。損切りは直近の安値に設定し、利益確定は過去の高値などを参考にします。
EMAはダマシも多いため、単独での使用は避け、他のテクニカル指標と組み合わせて使用しましょう。
レンジとトレンドの使い分け条件
ADX<20ならトレンド追随は避ける。
本日のトレード設計(時間帯・水準・失敗例回避)
午前中のトレード戦略
午前中は、東京市場がオープンする時間帯であり、比較的値動きが穏やかな傾向があります。ADXが20未満で推移している場合は、レンジ相場と判断し、短期的な逆張り戦略を検討します。具体的には、USD/JPYが142.50円まで下落したら買いエントリー、143.00円まで上昇したら売りエントリーを行う、といった戦略です。損切りは、それぞれ0.2円程度に設定します。
午後のトレード戦略
午後になると、欧州市場がオープンし始め、値動きが活発になる傾向があります。ADXが25を超えて上昇している場合は、トレンド相場と判断し、トレンドフォロー戦略を検討します。具体的には、USD/JPYが143.20円を上抜けた場合は買いエントリー、142.50円を下抜けた場合は売りエントリーを行う、といった戦略です。損切りは、直近の高値または安値に設定します。
ニューヨーク市場のトレード戦略
ニューヨーク市場がオープンすると、ボラティリティがさらに高まる可能性があります。重要な経済指標の発表がある場合は、発表前後の値動きに注意し、無理なエントリーは避けるようにしましょう。ADXが急激に上昇または下降した場合は、トレンドが強まる可能性が高いため、順張り戦略を検討します。
失敗例回避:高値掴み・安値掴み
高値掴みや安値掴みを避けるためには、エントリータイミングを慎重に判断する必要があります。特に、ADXが低い状態で、価格が急激に上昇または下降した場合は、ダマシである可能性が高いため、すぐにエントリーせずに、一度様子を見るようにしましょう。また、損切りラインを必ず設定し、損失を最小限に抑えることが重要です。
例えば、USD/JPYが急騰し、ADXが20未満であるにも関わらず、高値で買いエントリーしてしまった場合、すぐに反落し、損失を被る可能性があります。このような場合は、エントリーを見送るか、損切りラインをしっかりと設定しておくことが重要です。
運用戦略(エントリー条件・損切/利確・資金管理の数値ガイド)
エントリー条件
トレンドフォローの場合:ADXが25を超え、かつEMAのゴールデンクロスまたはデッドクロスが発生した場合に、順張りでエントリーします。例えば、USD/JPYで20EMAが50EMAを上抜けた場合、買いエントリーを検討します。
レンジ相場の場合:ADXが20未満で、価格が一定のレンジ内で推移している場合に、レンジ上限または下限で逆張りでエントリーします。例えば、EUR/USDが1.0750ドルまで下落した場合、買いエントリーを検討します。
損切り/利確
損切り:エントリー価格から0.5%~1%程度の幅で設定します。例えば、USD/JPYを143.00円で買いエントリーした場合、損切りラインを142.30円~142.57円に設定します。
利確:損切り幅と同程度、または2倍程度の幅で設定します。例えば、USD/JPYを143.00円で買いエントリーした場合、利確ラインを143.70円~144.43円に設定します。状況に応じて、トレーリングストップを使用することも有効です。
資金管理
1回のトレードで使用する資金は、総資金の2%以下に抑えるようにしましょう。例えば、総資金が100万円の場合、1回のトレードで使用する資金は2万円以下に抑えます。また、レバレッジは、高くても5倍程度に抑え、リスクを管理することが重要です。
上記はあくまで一例です。ご自身のトレードスタイルやリスク許容度に合わせて、調整するようにしてください。
明日の見通し(複数シナリオ)
強気シナリオ
米国の経済指標が引き続き好調な場合、FRBの利上げペース加速期待が高まり、ドル高が進む可能性があります。USD/JPYは144円台を目指す展開が予想されます。
このシナリオでは、ADXが25を超えて上昇し、EMAのゴールデンクロスが発生した場合、買いエントリーを検討します。
弱気シナリオ
米国の経済指標が悪化した場合、FRBの利上げペース鈍化期待がさらに高まり、ドル安が進む可能性があります。USD/JPYは142円台を割り込む展開も考えられます。
このシナリオでは、ADXが25を超えて上昇し、EMAのデッドクロスが発生した場合、売りエントリーを検討します。
中立シナリオ
米国の経済指標が予想通りだった場合、市場は様子見姿勢を強め、USD/JPYは142.50円~143.20円のレンジ内で推移する可能性があります。
このシナリオでは、ADXが20未満で推移し、レンジ相場が継続すると予想されるため、レンジ上限または下限で逆張りでエントリーを検討します。
投資の心得
「リスクを取らないことが、最大のリスクである」- ウォーレン・バフェット
この言葉は、投資においてリスクを恐れすぎると、成長の機会を逃してしまうことを示唆しています。しかし、リスクを過大評価することも危険です。重要なのは、リスクを理解し、適切に管理することです。常に冷静な判断を心がけ、リスクとリターンのバランスを考慮した投資を行いましょう。
筆者メモ(今日の所感)
週明けはギャップと窓埋めに注意。ロンドン勢が入るまではサイズを抑えた方が無難ですね。
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免責事項
当記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買を推奨するものではありません。相場は急変することがあり、元本の保証はありません。取引は自己責任でお願いいたします。
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