【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2025/12/16)
本日のFX市場では、主要通貨ペアの動向に注目が集まります。特に米ドル/円とユーロ/ドルの値動きは、テクニカル指標とファンダメンタルズ要因の両方から、トレードチャンスを生み出す可能性があります。
この記事では、Stoch RSIとCCIという2つのテクニカル指標を駆使し、具体的なトレード戦略を立てるための情報を提供します。リスク管理と資金管理にも焦点を当て、安定的な利益を目指しましょう。
さあ、今日のトレード戦略を一緒に考えていきましょう。
前日の主要通貨ペア分析:USD/JPYとEUR/USD
USD/JPYの分析
昨日のUSD/JPY(米ドル/円)の1時間足チャートを見ると、全体的にはやや上昇傾向が見られました。しかし、明確なトレンドというよりは、小幅なレンジ相場を形成していたと言えるでしょう。
具体的には、142.50円付近がサポートラインとして機能し、143.00円付近がレジスタンスラインとして意識されていたと考えられます。重要高値は143.15円、重要安値は142.40円でした。
今日のトレード戦略を立てる上では、これらの水準を意識しつつ、Stoch RSIとCCIのシグナルを総合的に判断することが重要になります。
EUR/USDの分析
昨日のEUR/USD(ユーロ/米ドル)の1時間足チャートは、USD/JPYとは対照的に、やや下落傾向にありました。こちらも明確なトレンドというよりは、方向感の乏しい展開だったと言えるでしょう。
具体的には、1.0750ドル付近がレジスタンスラインとして機能し、1.0700ドル付近がサポートラインとして意識されていたと考えられます。重要高値は1.0760ドル、重要安値は1.0690ドルでした。
今日のトレード戦略を立てる上では、これらの水準を意識しつつ、Stoch RSIとCCIのシグナルを総合的に判断することが重要になります。
直近の重要ニュースとファンダメンタルズ解説
ニュース1:米国のインフレ指標発表
昨日発表された米国のインフレ指標は、市場予想をわずかに上回る結果となりました。この結果を受け、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ観測が再び高まり、米ドルが買われる展開となりました。
しかし、市場は既にこの情報を織り込み済みである可能性もあり、今後のFRBの政策決定に関する発言には注意が必要です。
ニュース2:欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの発言
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーから、今後の金融政策に関するタカ派的な発言がありました。この発言を受け、ユーロが買われる場面も見られましたが、米ドル高の影響を受け、上げ幅は限定的でした。
ユーロ圏の景気減速懸念も根強く、ECBの金融政策は難しい舵取りを迫られる可能性があります。
ニュース3:原油価格の動向
原油価格は、OPECプラスの減産合意を受けて上昇傾向にあります。原油価格の上昇は、インフレ懸念を高める要因となり、各国の金融政策に影響を与える可能性があります。
原油価格の動向は、今後のFX市場にも大きな影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
ファンダメンタルズ分析
これらのニュースを踏まえると、米ドルは引き続き底堅い展開が予想されます。しかし、市場は既にこれらの情報を織り込み済みである可能性もあり、今後の経済指標や金融政策に関する発言には注意が必要です。
ユーロは、ECBのタカ派的な発言があったものの、ユーロ圏の景気減速懸念が根強く、上値は重い展開が予想されます。
原油価格の動向は、インフレ懸念を高める要因となり、各国の金融政策に影響を与える可能性があります。今後のFX市場にも大きな影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
テクニカル分析:Stoch RSIとCCIを活用したトレード戦略
ここでは、Stoch RSIとCCIという2つのテクニカル指標を用いて、具体的なトレード戦略を解説します。
Stoch RSIの解説
Stoch RSIの役割
Stoch RSI(ストキャスティックRSI)は、RSI(相対力指数)をさらに滑らかにした指標で、相場の買われすぎ・売られすぎを判断するために用いられます。RSI自体が価格の変動幅から算出されるのに対し、Stoch RSIはRSIの値動きをさらに分析することで、より詳細なシグナルを捉えようとします。
RSIの弱点である「ダマシ」を減らす効果が期待できるため、より精度の高いエントリーポイントを見つけ出すのに役立ちます。
Stoch RSIの具体的なルール
Stoch RSIは、0から100までの範囲で変動し、一般的に20以下で売られすぎ、80以上で買われすぎと判断されます。20以下でゴールデンクロスが発生した場合に買い、80以上でデッドクロスが発生した場合に売り、というのが基本的な使い方です。
より具体的には、以下のルールで使用します。
- 買いシグナル:Stoch RSIが20以下で、%Kラインが%Dラインを下から上にクロス(ゴールデンクロス)した場合
- 売りシグナル:Stoch RSIが80以上で、%Kラインが%Dラインを上から下にクロス(デッドクロス)した場合
Stoch RSIの数値例
例えば、USD/JPYの1時間足チャートで、Stoch RSIが15まで低下し、その後%Kラインが%Dラインを下から上にクロスした場合、買いシグナルと判断できます。
一方、EUR/USDの1時間足チャートで、Stoch RSIが85まで上昇し、その後%Kラインが%Dラインを上から下にクロスした場合、売りシグナルと判断できます。
Stoch RSIでやってはいけないこと
Stoch RSIは、あくまでオシレーター系の指標であり、単独で使用するとダマシに遭う可能性があります。特に、トレンドが強い相場では、買われすぎ・売られすぎの状態が継続することがあります。
そのため、Stoch RSIのシグナルだけでエントリーを判断するのではなく、他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と組み合わせて使用することが重要です。
CCIの解説
CCIの役割
CCI(Commodity Channel Index)は、現在の価格が平均的な価格からどれだけ乖離しているかを示す指標です。相場の勢いを測るために用いられ、買われすぎ・売られすぎを判断するだけでなく、トレンドの転換点を探るのにも役立ちます。
特に、急激な価格変動が発生した場合に、その勢いを捉えるのに適しています。
CCIの具体的なルール
CCIは、一般的に+100以上で買われすぎ、-100以下で売られすぎと判断されます。+100を超えたら売り、-100を下回ったら買い、というのが基本的な使い方です。
より具体的には、以下のルールで使用します。
- 買いシグナル:CCIが-100以下から+100を超えた場合
- 売りシグナル:CCIが+100以上から-100を下回った場合
CCIの数値例
例えば、USD/JPYの1時間足チャートで、CCIが-150まで低下し、その後+100を超えた場合、買いシグナルと判断できます。
一方、EUR/USDの1時間足チャートで、CCIが+120まで上昇し、その後-100を下回った場合、売りシグナルと判断できます。
CCIでやってはいけないこと
CCIも、Stoch RSIと同様に、単独で使用するとダマシに遭う可能性があります。特に、レンジ相場では、CCIが頻繁に+100と-100の間を行き来することがあります。
そのため、CCIのシグナルだけでエントリーを判断するのではなく、他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と組み合わせて使用することが重要です。
レンジ相場とトレンド相場の使い分け条件
ADXが20未満の場合はレンジ相場と判断し、トレンド追随は避けるべきです。Stoch RSIとCCIの逆張り戦略が有効となります。
本日のトレード設計(時間帯・水準・失敗例回避)
時間帯
本日のトレードは、東京時間(午前9時〜午後3時)とロンドン時間(午後4時〜午前1時)を中心に展開します。特に、ロンドン時間の開始直後は、相場が大きく動きやすい時間帯であるため、注意が必要です。
水準
USD/JPYについては、142.50円付近がサポートライン、143.00円付近がレジスタンスラインとして意識します。EUR/USDについては、1.0700ドル付近がサポートライン、1.0750ドル付近がレジスタンスラインとして意識します。
エントリー条件
Stoch RSIとCCIの両方が、買いまたは売りのシグナルを発した場合にエントリーします。ただし、エントリー前に、必ずファンダメンタルズ分析の結果を確認し、相場の方向性と合致していることを確認します。
例えば、USD/JPYで、Stoch RSIが買いシグナルを発し、CCIも買いシグナルを発した場合、さらに米ドル高の要因となるニュースが発表された場合に、買いエントリーを検討します。
損切り/利確
損切りは、エントリー価格から15pips程度の位置に設定します。利確は、エントリー価格から30pips程度の位置に設定します。リスクリワード比は1:2を目安とします。
ただし、相場の状況に応じて、損切りや利確の位置を柔軟に調整することが重要です。
資金管理
1回のトレードにおける損失額は、総資金の2%以内に抑えるようにします。例えば、総資金が100万円の場合、1回のトレードにおける損失額は2万円以内に抑えます。
無理なレバレッジをかけず、資金管理を徹底することが、安定的な利益を上げるための重要な要素です。
失敗例回避
Stoch RSIとCCIのシグナルだけに頼ってエントリーすると、ダマシに遭う可能性が高まります。必ず、他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と組み合わせて使用することが重要です。
また、重要な経済指標の発表前後は、相場が大きく変動する可能性があるため、トレードを控えるか、ポジションサイズを小さくすることが賢明です。
明日の見通し(複数シナリオ)
シナリオ1:米ドル高継続
米国のインフレ指標が市場予想を上回ったことを受け、FRBの利上げ観測が再び高まり、米ドルが買われる展開が継続する可能性があります。USD/JPYは、143.50円付近まで上昇する可能性があります。EUR/USDは、1.0650ドル付近まで下落する可能性があります。
シナリオ2:米ドル高一服
市場は既に米ドル高の要因を織り込み済みである可能性もあり、米ドル高の勢いが弱まる可能性があります。USD/JPYは、142.50円付近で反発する可能性があります。EUR/USDは、1.0750ドル付近で反落する可能性があります。
シナリオ3:リスクオフ
地政学的なリスクや、世界経済の減速懸念が高まった場合、リスクオフの動きが強まる可能性があります。USD/JPYは、142.00円付近まで下落する可能性があります。EUR/USDは、1.0800ドル付近まで上昇する可能性があります。
投資の心得
「投資で一番大切なことは、危険を冒さないことだ。」- ウォーレン・バフェット
相場は常に変動し、予測不可能な要素が多く存在します。リスクを最小限に抑え、長期的な視点で投資を行うことが、成功への鍵となります。
筆者メモ(今日の所感)
月曜の値動きで見えてきた範囲を一度リセット。高安を引き直し、無駄な逆張りを避けたいところ。
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免責事項
当記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買を推奨するものではありません。相場は急変することがあり、元本の保証はありません。取引は自己責任でお願いいたします。
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