【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2025/12/26)
本日のFX市場では、米ドル円とユーロドルの動向に注目が集まります。昨日の相場分析と本日の重要指標、そしてテクニカル分析に基づいた戦略を解説します。
本日の記事では、具体的なエントリーポイントやリスク管理の方法についても詳しく解説。ぜひトレードの参考にしてください。
最新の市場ニュースとテクニカル分析を活用して、今日のFX取引を有利に進めましょう。
前日のUSD/JPY・EUR/USD相場分析
USD/JPYの動向
昨日のUSD/JPYは、比較的狭いレンジでの推移となりました。一時間足で見ると、方向感は弱く、127.50円から128.00円の間で上下動を繰り返しました。
重要高値は128.00円、重要安値は127.50円と見ることができます。これらの水準をブレイクした場合、次のトレンドが発生する可能性があります。
明確なトレンドは見られませんでしたが、夕方以降に若干の上昇が見られました。
EUR/USDの動向
EUR/USDもUSD/JPYと同様に、レンジ相場となりました。一時間足では、1.0600ドルから1.0650ドルの間で推移しました。
重要高値は1.0650ドル、重要安値は1.0600ドルです。これらの水準をどちらにブレイクするか注目しましょう。
EUR/USDも方向感に欠ける一日でしたが、深夜にかけて若干の下落が見られました。
直近ニュースとファンダメンタル分析
米国の消費者信頼感指数が予想を上回る
先週発表された米国の消費者信頼感指数が予想を上回り、市場に安心感を与えました。これは、アメリカ経済が底堅いことを示すサインと見られています。
この結果を受けて、ドルが若干買われる展開となりましたが、影響は限定的でした。
今後の政策金利の動向にも影響を与える可能性があるため、注視が必要です。
欧州中央銀行(ECB)の金融政策
欧州中央銀行(ECB)は、金融政策の現状維持を発表しました。インフレ抑制のための政策は継続される見込みです。
この発表により、ユーロの変動は限定的でしたが、今後のインフレ指標次第では、政策変更の可能性もあります。
ECBの動向は、ユーロ相場に大きな影響を与えるため、引き続き注目が必要です。
日本の景気刺激策
日本政府は、新たな景気刺激策を発表しました。中小企業への支援策や、消費喚起策などが盛り込まれています。
この発表を受けて、一時的に円が買われる場面もありましたが、長期的な影響は不透明です。
日本の財政状況や、世界経済の動向も考慮しながら、政策の効果を見極める必要があります。
本日のテクニカル分析:VWAPとMFI
VWAP(Volume Weighted Average Price)
VWAPは、Volume Weighted Average Priceの略で、日本語では「出来高加重平均価格」と呼ばれます。特定の期間における取引価格を出来高で加重平均したもので、市場全体の平均的な取引コストを示す指標です。
VWAPの役割は、機関投資家などが大量の注文を出す際に、市場への影響を最小限に抑えながら取引を行うための基準として使用されることが多いです。また、個人投資家にとっても、現在の価格が平均的な取引価格と比較して割高なのか割安なのかを判断する材料として活用できます。
VWAPの具体的なルールとしては、通常、日中の取引時間中に計算され、その日の始値から終値までの価格と出来高を使用して算出されます。計算式は以下の通りです。
VWAP = (Σ (価格 × 出来高)) / Σ 出来高
数値例として、ある日のUSD/JPYのVWAPが128.50円だったとします。現在の価格が128.70円であれば、市場参加者の平均的な取引価格よりも高い水準で取引されていると判断できます。逆に、価格が128.30円であれば、平均的な取引価格よりも低い水準で取引されていると判断できます。
VWAPを使う上でやってはいけないこととしては、VWAPだけを過信して取引を決定することです。VWAPはあくまで平均的な取引価格を示す指標であり、相場の方向性を示すものではありません。他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と組み合わせて使用することが重要です。例えば、VWAPよりも価格が上にあるから「買い」だと安易に判断するのではなく、他の指標で上昇トレンドを確認するなど、複合的な判断が必要です。
MFI(Money Flow Index)
MFIは、Money Flow Indexの略で、日本語では「資金流量指標」と呼ばれます。価格と出来高を組み合わせて、市場に流入している資金の勢いを測る指標です。RSI(Relative Strength Index)に出来高の概念を加えたものと考えると分かりやすいでしょう。
MFIの役割は、買われすぎや売られすぎの水準を判断し、相場の転換点を予測することです。一般的に、MFIが80以上であれば買われすぎ、20以下であれば売られすぎと判断されます。また、ダイバージェンス(価格と指標の逆行現象)が発生した場合、トレンド転換のサインとなることがあります。
MFIの具体的なルールとしては、以下の計算式で算出されます。
- 1. まず、Typical Price(基準価格)を計算します。Typical Price = (高値 + 安値 + 終値) / 3
- 2. Money Flow(資金流量)を計算します。Money Flow = Typical Price × 出来高
- 3. Positive Money Flow(プラスの資金流量)とNegative Money Flow(マイナスの資金流量)を計算します。今日のTypical Priceが昨日よりも高ければPositive Money Flow、低ければNegative Money Flowとします。
- 4. Money Ratio(資金比率)を計算します。Money Ratio = Σ(Positive Money Flow) / Σ(Negative Money Flow)
- 5. MFIを計算します。MFI = 100 – (100 / (1 + Money Ratio))
数値例として、MFIが75だった場合、市場は買われすぎの状態にあると判断できます。この場合、新規の買いポジションは控え、売りポジションを検討するのが一般的です。逆に、MFIが25だった場合、市場は売られすぎの状態にあると判断できます。この場合、新規の売りポジションは控え、買いポジションを検討するのが一般的です。
MFIを使う上でやってはいけないこととしては、MFIの数値だけで安易に逆張りすることです。例えば、MFIが80を超えたからといって、すぐに売りポジションを持つのは危険です。強い上昇トレンドが発生している場合、MFIが買われすぎの状態のまま、価格が上昇し続けることがあります。必ず他のテクニカル指標やプライスアクションを確認し、総合的に判断することが重要です。また、MFIのダイバージェンスが発生した場合でも、ダマシである可能性もあるため、注意が必要です。
ADXが20未満の場合は、トレンドフォロー戦略は避け、レンジ相場での逆張り戦略を検討しましょう。
本日のトレード設計(時間帯・水準・失敗例回避)
午前中のトレード戦略
午前中は、東京市場が中心となる時間帯です。USD/JPYは、仲値公示に向けて、実需の買いが出やすい傾向があります。しかし、今日は週末であるため、大きな動きは期待できないかもしれません。
もしUSD/JPYが127.70円まで下落した場合、押し目買いを検討します。損切りは127.50円、利確は128.00円と設定します。ただし、127.50円を下抜けた場合は、速やかに損切りを実行しましょう。
EUR/USDも同様に、レンジ相場を想定します。1.0620ドル付近で買い、1.0650ドル付近で利確、1.0600ドルで損切りを設定します。無理なエントリーは避け、慎重に取引を行いましょう。
午後のトレード戦略
午後に入ると、欧州市場がオープンします。EUR/USDの動きが活発になる可能性があります。
もしEUR/USDが1.0650ドルを上抜けた場合、短期的な上昇トレンドが発生する可能性があります。1.0650ドルをブレイク後、1.0670ドルまで上昇した場合、順張りで買いを検討します。損切りは1.0630ドル、利確は1.0700ドルと設定します。
USD/JPYは、欧州市場の動向に左右されにくい傾向がありますが、注意が必要です。128.00円を上抜けた場合、同様に順張りで買いを検討します。損切りと利確は、午前中と同様に設定します。
失敗例回避
今日のトレードで最も注意すべき点は、週末特有の急な変動です。特に、重要な経済指標の発表がない場合は、思わぬ方向に相場が動くことがあります。ポジションを持ち越す場合は、リスクを十分に考慮しましょう。
また、指標発表時や要人発言時などの高ボラティリティ時はスプレッドが拡大しやすく、約定拒否も発生しやすいため注意が必要です。スリッページを考慮した上で指値を置くなど対策を行いましょう。
無理なエントリーや、損切りルールの無視は厳禁です。常に冷静な判断を心がけ、計画的なトレードを行いましょう。
明日の見通し(複数シナリオ)
強気シナリオ
もし、今晩発表されるアメリカの経済指標が予想を上回る結果となった場合、USD/JPYは128.50円を目指す展開となる可能性があります。EUR/USDも、1.0700ドルまで上昇する可能性があります。
この場合、押し目買い戦略が有効です。USD/JPYは128.00円付近、EUR/USDは1.0650ドル付近で買いを検討しましょう。
弱気シナリオ
もし、アメリカの経済指標が予想を下回る結果となった場合、USD/JPYは127.00円まで下落する可能性があります。EUR/USDも、1.0550ドルまで下落する可能性があります。
この場合、戻り売り戦略が有効です。USD/JPYは127.50円付近、EUR/USDは1.0600ドル付近で売りを検討しましょう。
中立シナリオ
もし、経済指標の結果が予想通りだった場合、相場はレンジ相場を継続する可能性があります。USD/JPYは127.50円から128.00円、EUR/USDは1.0600ドルから1.0650ドルの間で推移すると予想されます。
この場合、レンジ相場での逆張り戦略が有効です。USD/JPYは127.50円付近で買い、128.00円付近で売り。EUR/USDは1.0600ドル付近で買い、1.0650ドル付近で売りを検討しましょう。
投資の心得
「リスクを取らないことが、最大のリスクである。」 – ウォーレン・バフェット
投資においては、リスクを恐れずに挑戦することが重要です。しかし、無謀なリスクを取るのではなく、十分に分析し、計画的な投資を行いましょう。リスクを管理し、積極的にチャンスを掴むことが、成功への鍵となります。
XMの紹介リンク
筆者メモ(今日の所感)
週末前は無理に取りに行かず、『今週の反省と来週のテーマ決め』が結果的にプラスに繋がります。
関連記事・手順
免責事項
当記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買を推奨するものではありません。相場は急変することがあり、元本の保証はありません。取引は自己責任でお願いいたします。
内部リンク
市場分析 — 最新の相場の見方と手順はこちら。
EA戦略 — 自動売買の検証と選び方の指針。

