【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2025/10/30)
本日のFX市場では、主要通貨ペアの動向に注目が集まります。特にドル円は、昨日の上昇トレンドが継続するか、それとも調整局面に入るのかがポイントです。本記事では、最新の市場分析と具体的なトレード戦略を提供します。
テクニカル分析には、PivotとFibonacciリトレースメントを使用し、今日のトレード戦略を組み立てます。具体的なエントリーポイント、損切りライン、利益確定目標を設定し、リスク管理を徹底しましょう。
ファンダメンタルズ要因も考慮し、今日の市場の動きを予測します。最新のニュースと経済指標を分析し、トレードの判断材料を提供します。
前日のUSD/JPYとEUR/USDの動向
USD/JPYの動向
昨日のドル円は、終日を通して上昇基調となりました。1時間足で見ると、明確な上昇トレンドが確認できます。東京時間から欧州時間にかけて徐々に値を上げ、ニューヨーク時間には一時高値を更新しました。
重要高値は150.50円付近、重要安値は150.00円付近です。このレンジを意識しながら、今日のトレード戦略を立てる必要があります。
EUR/USDの動向
一方、ユーロドルは、昨日一日を通して比較的狭いレンジでの推移となりました。1時間足では、明確なトレンドは見られず、方向感の欠ける展開でした。東京時間から欧州時間にかけては小幅な上昇を見せたものの、ニューヨーク時間には再び値を下げ、ほぼ始値付近で引けました。
重要高値は1.0700ドル付近、重要安値は1.0650ドル付近です。今日のトレードでは、レンジブレイクに注目する必要があります。
直近ニュースとファンダメンタルズ分析
ここでは、直近のFX市場に影響を与えそうなニュースを3つピックアップし、その要点を解説します。
- 米国のインフレ指標:先月発表された米国の消費者物価指数(CPI)は、市場予想を上回る結果となりました。これにより、FRBの利上げ継続観測が強まり、ドル高要因となっています。
- 欧州の景気後退懸念:欧州連合(EU)の経済成長率は鈍化しており、景気後退への懸念が高まっています。特に、エネルギー価格の高騰が企業活動を圧迫しており、ユーロ安要因となっています。
- 日本の金融政策:日銀は、現在の金融緩和政策を維持する方針を示唆しています。これにより、主要国との金利差が拡大し、円安要因となっています。
これらのファンダメンタルズ要因を考慮すると、ドル円は引き続き上昇基調を維持する可能性が高いと考えられます。ただし、突発的なニュースや経済指標の発表には注意が必要です。
本日のテクニカル分析:PivotとFibonacci
本日のテクニカル分析では、Pivot(ピボット)とFibonacci(フィボナッチ)リトレースメントを組み合わせて、より精度の高いトレード戦略を構築します。
Pivot(ピボット)
Pivotの役割
Pivotは、前日の高値、安値、終値に基づいて、今日のサポートラインとレジスタンスラインを予測するテクニカル指標です。相場の方向性や、反転ポイントを見極めるのに役立ちます。
Pivotには、Classic方式とCamarilla方式があります。Classic方式は、よりシンプルな計算式を使用し、Camarilla方式は、より多くのレベルのサポートラインとレジスタンスラインを表示します。
Pivotの具体ルール
Classic Pivotの計算式は以下の通りです。
- Pivot Point (PP) = (高値 + 安値 + 終値) / 3
- レジスタンス1 (R1) = (2 * PP) – 安値
- サポート1 (S1) = (2 * PP) – 高値
- レジスタンス2 (R2) = PP + (高値 – 安値)
- サポート2 (S2) = PP – (高値 – 安値)
Camarilla Pivotは、より複雑な計算式を使用し、S3, S4, R3, R4などのレベルを追加します。詳細な計算式は省略しますが、多くのFXプラットフォームで自動的に計算されます。
Pivotの数値例
例えば、前日のドル円の高値が150.50円、安値が150.00円、終値が150.30円だった場合、Classic Pivotは以下のようになります。
- PP = (150.50 + 150.00 + 150.30) / 3 = 150.27円
- R1 = (2 * 150.27) – 150.00 = 150.54円
- S1 = (2 * 150.27) – 150.50 = 150.04円
この場合、今日のドル円のレジスタンスラインは150.54円付近、サポートラインは150.04円付近となります。
Pivotでやってはいけないこと
Pivotだけでトレード判断を行うことは避けるべきです。Pivotはあくまでサポートラインとレジスタンスラインの目安であり、相場状況によっては簡単にブレイクされることがあります。
また、Pivotの計算式を理解せずに、ただ表示された数値を鵜呑みにすることも危険です。Pivotの仕組みを理解し、他のテクニカル指標と組み合わせて使用することが重要です。
Fibonacci(フィボナッチ)
Fibonacciの役割
Fibonacciリトレースメントは、相場の押しや戻りの目標値を予測するテクニカル指標です。過去の相場の高値と安値を結び、フィボナッチ数列に基づいて、サポートラインとレジスタンスラインを表示します。
Fibonacciリトレースメントは、0%、23.6%、38.2%、50%、61.8%、100%などのレベルを表示します。これらのレベルは、相場の反転ポイントとなる可能性が高いと考えられています。
Fibonacciの具体ルール
Fibonacciリトレースメントは、通常、上昇トレンドの場合は安値から高値へ、下降トレンドの場合は高値から安値へ引きます。
例えば、上昇トレンドの場合、価格が23.6%のレベルまで押し戻された場合、そのレベルがサポートラインとなり、再び上昇する可能性があります。同様に、61.8%のレベルまで押し戻された場合、そのレベルが強力なサポートラインとなり、反転する可能性が高まります。
Fibonacciの数値例
例えば、ドル円が148.00円から150.00円まで上昇した場合、Fibonacciリトレースメントは以下のようになります。
- 23.6%リトレースメント:149.53円
- 38.2%リトレースメント:149.24円
- 50%リトレースメント:149.00円
- 61.8%リトレースメント:148.76円
この場合、ドル円が149.53円まで押し戻された場合、そのレベルがサポートラインとなり、再び上昇する可能性があります。
Fibonacciでやってはいけないこと
Fibonacciリトレースメントだけでトレード判断を行うことは避けるべきです。Fibonacciはあくまで目標値の目安であり、相場状況によっては簡単にブレイクされることがあります。
また、Fibonacciリトレースメントを引く高値と安値の選択は、トレード結果に大きく影響します。適切な高値と安値を選択し、他のテクニカル指標と組み合わせて使用することが重要です。
レンジとトレンドの使い分け条件
ADX(平均方向性指数)が20未満の場合は、トレンド追随戦略は避け、レンジ相場向けの戦略を採用する。
本日のトレード設計(時間帯・水準・失敗例回避)
今日のトレード戦略
今日のトレード戦略は、PivotとFibonacciリトレースメントを組み合わせて、ドル円の押し目買いを狙います。昨日の上昇トレンドが継続すると考え、PivotのサポートラインとFibonacciリトレースメントのレベルを参考に、エントリーポイントを決定します。
時間帯
東京時間(午前9時〜午後3時)は、比較的相場が落ち着いているため、エントリーは控えめにします。欧州時間(午後4時〜午前0時)とニューヨーク時間(午後9時〜午前6時)は、相場が活発になるため、積極的にエントリーを狙います。
水準
Pivotのサポートライン(S1)付近、またはFibonacciリトレースメントの38.2%レベル付近をエントリーポイントとします。具体的には、150.04円付近、または149.24円付近です。
損切り/利確
損切りラインは、エントリーポイントから20pips下、利確目標は、Pivotのレジスタンスライン(R1)付近とします。具体的には、損切りラインは149.84円付近、利確目標は150.54円付近です。
資金管理
1回のトレードで使用する資金は、総資金の2%以内に抑えます。これにより、連敗した場合でも、資金を大きく減らすことを避けることができます。
トレード失敗例と回避策
過去のトレードで、PivotやFibonacciを過信し、損切りラインを設定せずに、損失を拡大させてしまったことがあります。また、経済指標の発表時に、ポジションを持ち続け、相場の急変動に巻き込まれたこともあります。
これらの失敗例を踏まえ、今後は以下の点に注意します。
- 必ず損切りラインを設定し、損失を限定する。
- 経済指標の発表時は、ポジションを決済するか、ポジションサイズを小さくする。
- PivotやFibonacciだけでなく、他のテクニカル指標やファンダメンタルズ要因も考慮する。
明日の見通し(複数シナリオ)
明日のドル円相場は、以下の3つのシナリオが考えられます。
- シナリオ1:米国の経済指標が好調な場合、ドル買いが優勢となり、ドル円は上昇する。
- シナリオ2:欧州の経済指標が低調な場合、ユーロ売りが優勢となり、ドル円は上昇する。
- シナリオ3:日銀が金融政策を変更する可能性が示唆された場合、円買いが優勢となり、ドル円は下落する。
これらのシナリオを踏まえ、明日のトレード戦略を立てる必要があります。特に、経済指標の発表や、日銀の動向には注意が必要です。
投資の心得
「リスクを取らないことが、最大のリスクである。」- ウォーレン・バフェット
投資において、リスクを恐れて何も行動しないことは、機会損失につながります。しかし、リスクを理解し、適切に管理することが重要です。常に冷静な判断を心がけ、長期的な視点で投資に取り組みましょう。
XMTradingの紹介
FX取引を始めるならXMTrading。信頼のプラットフォームで、あなたのトレードをサポートします。まずは無料口座開設から。
筆者メモ(今日の所感)
イベント待ちの地合い。サイズを落として小さくエントリー。
損切りは“機械的”に。
指値の上書きはしないのが正解。
勝つ為ではなく、負けない為の行動が最後に勝つ。
関連記事・手順
免責事項
当記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買を推奨するものではありません。相場は急変することがあり、元本の保証はありません。取引は自己責任でお願いいたします。
内部リンク
市場分析 — 最新の相場の見方と手順はこちら。
EA戦略 — 自動売買の検証と選び方の指針。

