【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2025/12/03)

市場分析
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【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2025/12/03)

今日のFX市場で注目すべきポイントを、プロの視点から徹底解説します。

本記事では、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせ、具体的なトレード戦略をご提案します。

最新の市場動向を把握し、今日のトレードを成功に導きましょう。

前日のUSD/JPY・EUR/USDの動向

USD/JPY

昨日のUSD/JPYは、比較的狭いレンジで推移しました。東京時間には147.50付近で始まり、欧州時間にかけて147.80付近まで上昇する場面もありましたが、その後は再び147.50付近まで押し戻される展開となりました。

ニューヨーク時間には、やや下落基調となり、終値は147.30付近で引けました。全体的に方向感の乏しい一日となりました。

重要高値は147.80、重要安値は147.30と見ることができます。

EUR/USD

昨日のEUR/USDは、USD/JPYと同様にレンジ相場となりました。東京時間には1.0820付近で始まり、欧州時間には1.0850付近まで上昇しました。

しかし、その後は伸び悩み、ニューヨーク時間には1.0800付近まで下落する場面もありました。終値は1.0810付近で引けています。

重要高値は1.0850、重要安値は1.0800です。

直近ニュースとファンダメンタルズ分析

ニュース1:米国のインフレ指標発表

先月発表された米国の消費者物価指数(CPI)は、市場予想を上回る結果となりました。これにより、FRBの利上げ継続観測が強まり、ドルが買われる展開となりました。

ニュース2:欧州の景気減速懸念

欧州連合(EU)の経済成長率は、前期比で減速傾向にあります。エネルギー価格の高騰やサプライチェーンの混乱が、景気の足かせとなっています。

ニュース3:日本の金融政策現状維持

日銀は、現行の金融緩和政策を維持することを決定しました。植田総裁は、今後の経済状況を注視し、必要に応じて政策を修正する可能性を示唆しました。

ファンダメンタルズ分析

米国のインフレ指標の高止まりは、FRBの金融引き締め政策を長期化させる可能性があります。これにより、ドル高基調が続く可能性があります。一方、欧州の景気減速懸念は、ユーロの重石となるでしょう。日本の金融政策は現状維持であり、円安圧力がかかりやすい状況です。これらの要因を踏まえ、USD/JPYは上昇傾向、EUR/USDは下落傾向と予想します。

テクニカル分析:ATRとBollinger Bands

ATR(Average True Range)

役割:ATRは、一定期間における価格変動幅の平均値を算出し、相場のボラティリティ(変動率)を測る指標です。ボラティリティが高いほどATRの値は大きくなり、低いほど小さくなります。ATRは、損切り幅の設定やポジションサイズの決定など、リスク管理に役立ちます。

具体ルール:一般的に、ATRは14日間で計算されます。当日高値と当日安値の差、前日終値と当日高値の差、前日終値と当日安値の差の絶対値の中で最も大きいものをTrue Range(TR)とし、そのTRを14日間平均したものがATRとなります。チャートソフトでは自動的に計算されます。

数値例:USD/JPYの1時間足チャートで、ATRが0.05(5pips)の場合、過去14時間の平均的な変動幅が5pipsであることを示します。この場合、損切り幅をATRの2倍である10pipsに設定する、といった使い方が考えられます。

やってはいけないこと:ATRの値だけで相場の方向性を判断すること。ATRはあくまでボラティリティを示す指標であり、上昇トレンドや下降トレンドを予測するものではありません。ATRだけで安易なエントリーをすると、損失を被る可能性があります。

Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)

役割:ボリンジャーバンドは、移動平均線とその上下に標準偏差に基づいて描かれたバンドで構成され、価格変動の範囲を視覚的に捉えることができます。バンドの幅はボラティリティに応じて変動し、相場の過熱感やトレンドの発生を判断するのに役立ちます。

具体ルール:一般的に、20日移動平均線とその上下に2標準偏差のバンドを表示します。価格がバンドの上限に近づくと買われすぎ、下限に近づくと売られすぎと判断されます。バンド幅が狭い場合はボラティリティが低く、広い場合はボラティリティが高いことを示します。価格がバンドをブレイクした場合、トレンド発生のシグナルとなることがあります。

数値例:EUR/USDの1時間足チャートで、価格がボリンジャーバンドの上限をブレイクした場合、上昇トレンド発生の可能性が高まります。この場合、買いエントリーを検討することができます。また、バンド幅が狭い状態から急激に拡大した場合、ボラティリティが高まる可能性があるため、注意が必要です。

やってはいけないこと:ボリンジャーバンドだけで売買を決定すること。ボリンジャーバンドは、あくまで参考指標の一つであり、単独で使用するとダマシに遭う可能性が高まります。他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と組み合わせて使用することが重要です。

ADX<20ならトレンド追随は避ける。

本日のトレード設計(時間帯・水準・失敗例回避)

時間帯

東京時間(午前9時~午後3時):USD/JPYは、仲値決定時間(午前9時55分)に向けて、実需の買いが入りやすい傾向があります。ただし、大きなトレンドは発生しにくい時間帯です。EUR/USDは、比較的落ち着いた動きとなることが多いです。

ロンドン時間(午後4時~午前1時):欧州勢の参入により、相場が活発化する時間帯です。特に、経済指標の発表や要人発言があると、大きく動く可能性があります。USD/JPY、EUR/USDともに、注意が必要です。

ニューヨーク時間(午後9時~午前6時):米国の経済指標発表や、FRB関係者の発言などにより、相場が大きく動く可能性があります。また、週末に向けてポジション調整の動きも出やすい時間帯です。

水準

USD/JPY:147.00付近は、心理的な節目として意識される可能性があります。また、148.00付近には、レジスタンスラインが存在する可能性があります。

EUR/USD:1.0800付近は、サポートラインとして機能する可能性があります。また、1.0900付近には、レジスタンスラインが存在する可能性があります。

失敗例回避

早朝のスプレッド拡大時に取引しない:早朝は、流動性が低く、スプレッドが拡大しやすい時間帯です。スプレッドの拡大により、意図しない損失を被る可能性があります。取引は、スプレッドが安定している時間帯に行うようにしましょう。

経済指標発表直後の取引を避ける:経済指標発表直後は、相場が大きく変動しやすく、予想外の方向に動くこともあります。指標発表直後の取引は避け、相場が落ち着いてから取引するようにしましょう。

損切り設定を怠らない:相場が予想と反対方向に動いた場合、損失を最小限に抑えるために、必ず損切り設定を行いましょう。損切り幅は、ATRなどの指標を参考に、適切な範囲に設定することが重要です。

運用戦略

エントリー条件

USD/JPY:ATRが上昇傾向にあり、ボリンジャーバンドがスクイーズ(バンド幅が狭まっている状態)からエクスパンション(バンド幅が拡大している状態)に移行した場合、上昇トレンド発生の可能性が高いと判断し、買いエントリーを検討します。エントリー価格は、直近の高値をブレイクしたタイミングとします。

EUR/USD:ATRが上昇傾向にあり、ボリンジャーバンドがスクイーズからエクスパンションに移行した場合、下落トレンド発生の可能性が高いと判断し、売りエントリーを検討します。エントリー価格は、直近の安値をブレイクしたタイミングとします。

損切り/利確

損切り:エントリー価格からATRの2倍の幅で設定します。例えば、USD/JPYを147.50で買いエントリーした場合、損切り価格は147.40とします。

利確:エントリー価格からATRの3倍の幅で設定します。例えば、USD/JPYを147.50で買いエントリーした場合、利確価格は147.65とします。

資金管理

1回のトレードにおけるリスク許容度は、総資金の2%以内に抑えるようにします。例えば、総資金が100万円の場合、1回のトレードで許容できる損失額は2万円となります。

明日の見通し(複数シナリオ)

シナリオ1:米国の経済指標が好調

米国の雇用統計やGDPなどの経済指標が市場予想を上回る場合、FRBの利上げ継続観測が強まり、ドルが買われる展開となるでしょう。USD/JPYは上昇、EUR/USDは下落と予想します。

シナリオ2:欧州の景気悪化が深刻化

欧州のインフレ率の高止まりや、エネルギー危機の影響などにより、景気悪化が深刻化した場合、ユーロが売られる展開となるでしょう。USD/JPYは上昇、EUR/USDは下落と予想します。

シナリオ3:日銀が金融政策を修正

日銀が、金融緩和政策を修正した場合、円が買われる展開となるでしょう。USD/JPYは下落、EUR/USDは上昇と予想します。ただし、日銀の政策修正は、市場の予想を大きく裏切る可能性があり、注意が必要です。

投資の心得

「リスクを取らないことが最大のリスクである」 – ウォーレン・バフェット

ウォーレン・バフェット氏の言葉は、投資においてリスクを恐れすぎることなく、適切なリスクを取ることの重要性を示唆しています。リスクを完全に避けるのではなく、冷静な分析に基づき、許容範囲内のリスクを取ることで、長期的な資産形成を目指しましょう。

筆者メモ(今日の所感)

指標も増えやすい日。トレンドに飛び乗るより、押し目・戻りを丁寧に拾う方が安定します。

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免責事項

当記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買を推奨するものではありません。相場は急変することがあり、元本の保証はありません。取引は自己責任でお願いいたします。

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