【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2025/12/08)
本日のFX市場では、主要通貨ペアの動向に注目が集まります。特にドル円とユーロドルの方向性、そして重要となる高値・安値を把握することが、今日のトレード戦略を立てる上で重要です。
ファンダメンタルズ面では、直近のニュースが市場に与える影響を分析し、テクニカル面ではADXとEMAを用いて、具体的な売買ルールと根拠を解説します。
リスクを管理しながら、今日のFXトレードで利益を上げるための戦略を、ぜひ最後までご覧ください。
前日のUSD/JPY・EUR/USDの動向
USD/JPY(米ドル/円)の1時間足分析
昨日のドル円相場は、東京時間からロンドン時間にかけて小幅なレンジ相場が続きました。その後、ニューヨーク時間に入るとやや円安方向に動き、高値を更新する場面も見られました。
レンジ幅は約20pips程度と狭く、方向感の乏しい展開となりました。重要高値は136.80円、重要安値は136.50円と見ます。
EUR/USD(ユーロ/米ドル)の1時間足分析
ユーロドル相場は、昨日は比較的落ち着いた動きを見せました。アジア時間から欧州時間にかけては、ほぼ横ばいの展開が続きました。
ニューヨーク時間に入ると、若干ユーロ安方向に振れる場面がありましたが、全体的にはレンジ相場となりました。重要高値は1.0750ドル、重要安値は1.0720ドルと見ます。
直近ニュースとファンダメンタルズ解説
ニュース1:米国のインフレ指標発表
先週発表された米国の消費者物価指数(CPI)は、市場予想を上回る結果となりました。この結果を受け、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げペース加速の憶測が広がり、ドルが買われる展開となりました。
ニュース2:欧州中央銀行(ECB)理事会
ECB理事会では、政策金利の据え置きが決定されました。しかし、ラガルド総裁は会見で、インフレ抑制のために今後の利上げも辞さない姿勢を示唆しました。この発言を受け、ユーロは一時的に上昇しましたが、その後は伸び悩む展開となりました。
ニュース3:日本の景気刺激策
日本政府は、新たな景気刺激策を発表しました。この対策には、家計への給付金や企業の投資促進などが含まれており、景気の下支え効果が期待されています。しかし、財源への懸念も根強く、円相場への影響は限定的でした。
本日のテクニカル分析:ADXとEMA
ADX(Average Directional Index)の解説
ADXは、相場のトレンドの強さを測るための指標です。ADXの値が高いほど、トレンドが強いことを示し、低いほどトレンドが弱い、またはレンジ相場であることを示唆します。
具体的なルール:ADXは0から100までの値をとり、一般的に25を超えるとトレンドが発生していると判断されます。50を超えると、非常に強いトレンドが発生していると見なされます。逆に、20以下であれば、トレンドが弱く、レンジ相場である可能性が高いと判断します。
数値例:
- ADX = 35:上昇トレンドまたは下降トレンドが発生している可能性が高い。
- ADX = 60:強い上昇トレンドまたは下降トレンドが発生している。
- ADX = 15:トレンドが弱く、レンジ相場である可能性が高い。
やってはいけない:ADXだけで売買を判断することは避けるべきです。ADXはトレンドの強さを示す指標であり、方向性を示すものではありません。他の指標と組み合わせて使用することで、より正確な判断が可能になります。
EMA(Exponential Moving Average)の解説
EMAは、指数平滑移動平均線とも呼ばれ、直近の価格に重点を置いた移動平均線です。SMA(単純移動平均線)よりも、価格変動への反応が早く、短期的なトレンドを捉えるのに適しています。
具体的なルール:一般的に、短期EMA(例:20日EMA)と長期EMA(例:50日EMA)を組み合わせて使用します。短期EMAが長期EMAを上抜けた場合は、上昇トレンドの兆候と見なし、買いシグナルと判断します。逆に、短期EMAが長期EMAを下抜けた場合は、下降トレンドの兆候と見なし、売りシグナルと判断します。
数値例:
- 20日EMAが50日EMAを上抜ける:買いシグナル。
- 20日EMAが50日EMAを下抜ける:売りシグナル。
- 価格が20日EMAより上にある:短期的な上昇トレンド。
やってはいけない:EMAだけに頼った売買は危険です。EMAはあくまで過去の価格データに基づいて計算される指標であり、未来の価格を予測するものではありません。他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と組み合わせて、総合的に判断する必要があります。
ADXとEMAの使い分け条件
ADXが20未満の場合、トレンド追随戦略は避け、レンジ相場向けの戦略(逆張りなど)を検討する。
本日のトレード設計(時間帯・水準・失敗例回避)
時間帯
東京時間(午前9時~午後3時):ADXが低い場合は様子見。EMAが短期・長期でクロスするようであれば、ダマシを警戒しつつ小ロットでエントリーを検討。
ロンドン時間(午後4時~午前1時):ボラティリティが高まる時間帯。ADXが25を超えていれば、トレンドフォロー戦略を積極的に展開。ただし、重要指標発表時には注意が必要。
ニューヨーク時間(午後9時~午前6時):大きなトレンドが出やすい時間帯。ADXとEMAの組み合わせで、トレンドの強さと方向性を確認し、順張りでエントリー。
水準
ドル円:136.50円を下回った場合は、売りエントリーを検討。137.00円を上回った場合は、買いエントリーを検討。
ユーロドル:1.0720ドルを下回った場合は、売りエントリーを検討。1.0750ドルを上回った場合は、買いエントリーを検討。
失敗例回避
ADXが低いレンジ相場でのトレンドフォローは避ける。損切りラインを明確に設定し、リスク管理を徹底する。重要指標発表時には、ポジションを調整するか、エントリーを見送る。
早朝や深夜など、流動性の低い時間帯の取引は避ける。スプレッドが広がりやすく、約定力が低下する可能性があるため。
運用戦略(エントリー条件・損切/利確・資金管理)
エントリー条件
買いエントリー:
- ADXが25を超え、上昇トレンドを示唆している。
- 短期EMAが長期EMAを上抜けるゴールデンクロスが発生。
- 直近の高値を更新。
売りエントリー:
- ADXが25を超え、下降トレンドを示唆している。
- 短期EMAが長期EMAを下抜けるデッドクロスが発生。
- 直近の安値を更新。
損切り/利確
損切り:
- エントリー価格から一定のpips数(例:20pips)下(買いの場合)または上(売りの場合)に設定。
- 直近の安値(買いの場合)または高値(売りの場合)を下回った場合に設定。
利確:
- エントリー価格から一定のpips数(例:40pips)上に設定。
- 直近の高値(買いの場合)または安値(売りの場合)を上回った場合に設定。
- リスクリワードレシオが1:2以上になるように設定。
資金管理
1回のトレードで使用する資金は、総資金の2%以下に抑える。複数のポジションを持つ場合は、合計のリスクが5%を超えないように注意する。レバレッジは、自身のスキルとリスク許容度に合わせて調整する。
明日の見通し(複数シナリオ)
シナリオ1:米国の経済指標が好調
明日発表される米国の経済指標が市場予想を上回る場合、ドルが買われる展開が予想されます。ドル円は上昇し、137.50円を目指す展開となる可能性があります。この場合、EMAとADXは買いサインを示唆するでしょう。
シナリオ2:欧州の経済指標が改善
欧州の経済指標が改善した場合、ユーロが買われる展開が予想されます。ユーロドルは上昇し、1.0800ドルを目指す展開となる可能性があります。ただし、ECBの金融政策に対する不透明感が残るため、上値は重いかもしれません。
シナリオ3:リスクオフムードの拡大
世界経済の減速懸念や地政学的なリスクの高まりなどにより、リスクオフムードが拡大した場合、円が買われる展開が予想されます。ドル円は下落し、136.00円を下回る可能性があります。この場合、安全資産とされる円への資金流入が加速するでしょう。
投資の心得
“Rule No.1: Never lose money. Rule No.2: Never forget rule No.1.” – Warren Buffett
ウォーレン・バフェットの言葉にあるように、投資で最も重要なことは、損失を出さないことです。そのためには、リスク管理を徹底し、無理なトレードは避けるべきです。常に冷静な判断を心がけ、長期的な視点で投資に取り組みましょう。
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筆者メモ(今日の所感)
週明けはギャップと窓埋めに注意。ロンドン勢が入るまではサイズを抑えた方が無難ですね。
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免責事項
当記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買を推奨するものではありません。相場は急変することがあり、元本の保証はありません。取引は自己責任でお願いいたします。
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