【朝イチ】本日のFX注目ポイント(2026/01/08)
本日のFX市場では、主要経済指標の発表を控え、各通貨ペアの動向に注目が集まります。PivotとFibonacciを活用し、短期的なトレードチャンスを狙う戦略を解説します。リスクを抑えつつ、利益を最大化するための具体的なトレードプランをご提案します。
前日のUSD/JPYは、やや円安方向に推移し、132.00円から132.80円のレンジで取引されました。EUR/USDは、ほぼ横ばいで、1.0600ドル付近での攻防が続きました。
本日の注目ニュースは、米国の雇用統計、欧州のインフレ指標、そして日銀の金融政策決定会合議事要旨の発表です。これらの発表内容によって、相場が大きく変動する可能性があります。
前日の相場振り返り
USD/JPYの動向
昨日のUSD/JPYは、1時間足で見ると、東京時間から欧州時間にかけて小幅な上昇を見せ、その後、NY時間に入ると若干の調整が入る展開となりました。
具体的には、132.00円で始まった取引は、132.80円まで上昇しましたが、その後132.50円付近まで値を下げて引けました。
重要高値は132.80円、重要安値は132.00円と見ることができます。
EUR/USDの動向
昨日のEUR/USDは、ほぼレンジ相場となり、方向感の乏しい展開でした。
1.0600ドルを中心に、上下0.0020ドルの範囲で推移しました。
重要高値は1.0620ドル、重要安値は1.0580ドルと判断できます。
本日のファンダメンタル分析
注目の経済ニュース
本日発表される主な経済指標は以下の通りです。
- 米国:雇用統計(失業率、非農業部門雇用者数)
- 欧州:インフレ指標(消費者物価指数)
- 日本:日銀金融政策決定会合議事要旨
米国の雇用統計は、FRBの金融政策に大きな影響を与えるため、特に注目が集まります。
強い結果となれば、利上げ観測が高まり、ドル高に繋がる可能性があります。
欧州のインフレ指標も、ECBの金融政策に影響を与えるため、ユーロの動向に注意が必要です。
ファンダメンタル要因の解説
米国の雇用統計が予想を上回る強い結果となれば、FRBによる利上げの可能性が高まり、ドルが買われる展開が予想されます。
一方、欧州のインフレ指標が予想を下回る低い結果となれば、ECBによる利上げのペースが鈍化するとの見方が広がり、ユーロが売られる可能性があります。
日銀の金融政策決定会合議事要旨では、今後の金融政策の方向性に関するヒントが得られる可能性があります。
円安を容認する姿勢が示されれば、円売りが加速する可能性があります。
本日のテクニカル分析:PivotとFibonacciを活用
Pivot(ピボット)
役割:Pivotは、前日の価格データから算出される指標で、当日のサポートラインとレジスタンスラインを予測するために使用されます。
相場のトレンド転換点や、サポート・レジスタンスとして機能する可能性のある価格水準を把握するのに役立ちます。
具体ルール:クラシックピボットとカマリラピボットの2種類があります。
クラシックピボットは、前日の高値(H)、安値(L)、終値(C)を使用して、以下の計算式でピボットポイント(PP)を算出します。
PP = (H + L + C) / 3
そして、PPを基準に、以下の計算式でサポートライン(S1, S2, S3)とレジスタンスライン(R1, R2, R3)を算出します。
- R1 = (2 * PP) – L
- S1 = (2 * PP) – H
- R2 = PP + (H – L)
- S2 = PP – (H – L)
- R3 = H + 2 * (PP – L)
- S3 = L – 2 * (H – PP)
カマリラピボットは、クラシックピボットよりも多くのレベルを表示し、より短期的なトレードに適しています。計算式は複雑なため、ここでは割愛します。
数値例:前日のUSD/JPYの高値が132.80円、安値が132.00円、終値が132.50円だった場合、クラシックピボットの計算は以下のようになります。
PP = (132.80 + 132.00 + 132.50) / 3 = 132.43円
このPPを基に、R1, S1などのラインが算出されます。
実際の取引では、これらのラインを目安に、買いや売りの判断を行います。
やってはいけないこと:Pivotだけでトレードの判断をすることは避けてください。他のテクニカル指標やファンダメンタル分析と組み合わせて、総合的に判断する必要があります。
また、Pivotラインを必ず反発するポイントとして過信することも危険です。相場の状況によっては、ラインを突破することもあります。
Fibonacci(フィボナッチ)
役割:Fibonacciは、相場の押しや戻りの目標値、そしてサポートラインやレジスタンスラインを予測するために使用されるテクニカル指標です。
Fibonacciリトレースメント、Fibonacciエクステンションなど、様々な種類があります。相場のトレンドを把握し、エントリーポイントや利確ポイントを見つけるのに役立ちます。
具体ルール:Fibonacciリトレースメントは、ある期間の高値と安値を結び、その間にフィボナッチ比率(23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%など)に基づいてラインを引きます。
上昇トレンドの場合、安値から高値にラインを引き、押し目の目標値を予測します。
下降トレンドの場合、高値から安値にラインを引き、戻りの目標値を予測します。
Fibonacciエクステンションは、リトレースメントと同様に高値と安値を結びますが、トレンドの継続を前提として、次の目標値を予測するために使用します。
数値例:USD/JPYが130.00円から133.00円まで上昇した場合、Fibonacciリトレースメントを引くと、38.2%のラインは131.86円、50%のラインは131.50円、61.8%のラインは131.14円となります。
これらのラインは、押し目の目安として活用できます。
やってはいけないこと:Fibonacciラインを過信し、損切り設定を怠ることは避けてください。相場は常に変動するため、Fibonacciラインが必ずしも機能するとは限りません。
また、Fibonacciラインだけを頼りにエントリーすることも危険です。他のテクニカル指標やファンダメンタル分析と組み合わせて、総合的に判断する必要があります。
レンジとトレンドの使い分け条件:ADXが20未満の場合はレンジ相場と判断し、Pivotを、ADXが25以上の場合はトレンド相場と判断し、Fibonacciを活用する。
本日のトレード設計(時間帯・水準・失敗例回避)
時間帯
東京時間:午前9時から午後3時までは、Pivotを中心に短期的なトレードを狙います。
欧州時間:午後4時から午後8時は、経済指標の発表に注意し、Fibonacciを活用してトレンドフォローのトレードを検討します。
NY時間:午後9時から午前0時は、米国の経済指標発表後、相場が落ち着くのを待ち、再度PivotとFibonacciを組み合わせてトレードを行います。
水準
USD/JPY:PivotのR1、R2をレジスタンスライン、S1、S2をサポートラインとして、短期的な逆張りトレードを狙います。
EUR/USD:Fibonacciリトレースメントの38.2%、50%、61.8%のラインを押し目買いのポイントとして、トレンドフォローのトレードを検討します。
失敗例回避
経済指標発表直後のボラティリティが高い時間帯は、トレードを避けることが賢明です。
また、損切りラインを必ず設定し、リスク管理を徹底することが重要です。
例えば、USD/JPYの買いポジションの場合、直近の安値の下に損切りラインを設定し、損失を限定します。
明日の見通し(複数シナリオ)
シナリオ1:米国雇用統計が強い場合
米国の雇用統計が市場予想を上回る強い結果となれば、ドル買いが優勢となり、USD/JPYは上昇する可能性があります。
この場合、Fibonacciエクステンションを活用して、次の目標値を予測します。例えば、133.50円、134.00円などがターゲットとなります。
シナリオ2:米国雇用統計が弱い場合
米国の雇用統計が市場予想を下回る弱い結果となれば、ドル売りが優勢となり、USD/JPYは下落する可能性があります。
この場合、PivotのS1、S2をサポートラインとして、押し目買いを検討します。例えば、132.00円、131.50円などが買いのポイントとなります。
シナリオ3:欧州インフレ指標が低い場合
欧州のインフレ指標が市場予想を下回る低い結果となれば、ユーロ売りが優勢となり、EUR/USDは下落する可能性があります。
この場合、Fibonacciリトレースメントを活用して、戻りの目標値を予測します。例えば、1.0550ドル、1.0500ドルなどがターゲットとなります。
投資の心得
“リスクを取らないことが最大のリスクである。” – ウォーレン・バフェット
ウォーレン・バフェット氏の言葉は、投資においてリスクを恐れすぎることの危険性を示唆しています。
適切なリスク管理を行いながら、積極的に投資に挑戦することが、長期的な資産形成に繋がります。
筆者メモ(今日の所感)
週後半はポジション整理が出やすい印象。利確は欲張らず、ルールを機械的に守りたいですね。
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免責事項
当記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買を推奨するものではありません。相場は急変することがあり、元本の保証はありません。取引は自己責任でお願いいたします。
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