おはよう、世界。
今回はナンピンマーチンについて語らせてもらうぜ。
裁量だと絶対に使わない手法なんだけどな。
理由は簡単で、そんなの使わなくても良いから。
自分の目で見て、ロットを調整した方が稼げるし、安全だしな。
ただ、システムトレードに限っては違うみたいだ。
絶対にエントリーしない所でも、エントリーしちゃうんだな、条件が揃っていれば。
だから、裁量で勝てるロジックを組んでも、グラフだと右肩下がり、または激しいうねりになってしまう。
レポートなどを見て解析するんだけど問題なのが、連勝と連敗についてかな。
例えば、ナンピンマーチン前の結果が1連勝・3連敗だっとしよう。
このままナンピンマーチンを使ったらどうなると思う?
もちろん、負けるわな。大負けだ。
勝つために必要なナンピン数は4回かな?
5回目に勝つから大丈夫と思われがちだが、残念ながらそうはならない。
ルーレットやバカラ、ハイローなら1発逆転になるがFXは違う。
pips計算だから、5回目でガツンと相場がエントリーの方向に動いてくれないと勝ち越せない。
と、前置きが長くなってしまったな。
ここから実際に作ったEAを元に話を展開していくぞ。
ナンピンとマーチンの違いについて
まず先にこの説明が必要だったな。
ナンピンとマーチンは似ているが異なるものだ。
簡単に説明するぞ。
マーチンとは?
マーチンゲール手法、通常マーチン。
負ける度に賭け額を倍にしていく方法。
理論上は負けない。
だって、勝つまでやるから。
コイントスで考えてみよう。
10回連続で裏が来たら、次に表が来る確率を知っているか?
限りなく低いと思うはず。流石に表が来るだろうと誰もが思う。
しかし残念、50%なんだ。
独立試行として扱われて、統計学的に見ても50%。
つまり、運だ。
ギャンブラーの誤謬とかイカした言い方もするね。
50%だけど、賭ける金額を倍にしているから勝てばチャラって感じ。
pips換算で動くFXには向いてないと思う、俺は。
ナンピンとは?
こちらもマーチンのようにロット数を増やしていくという点では同じだ。
しかし、負けた場合とは少し異なる。
pips換算で逆行した時に逆張りする手法だ。
100円の時に買いエントリーを1ロットでしたが、80円まで下がったから1.5ロットで買いエントリーをする。
次は2ロットでする。
最終的に含み損を回収出来たらOK。
ナンピンのEAの実態

このEAを見てほしい。
これはナンピンロジックで作ったEAを期間を長くしてバックテストした結果だ。
2014.10.1~2024.10.1の10年間やってみた。
途中までは順調すぎるくらいお金を増やしているが、最後でドボン。
勝率と連勝数はGOOD。
ただ取引数が1年で100回くらいだからマイナス点。
最後のドボンでドローダウン率も80%を越えてしまっている。
溶けた要因
このナンピンロジックはチャートが50pipsほど逆行すると、0.03ロットを足して、最大で5回まで再エントリーするように組み込んだ。
つまり、相場が50pips×5回の250pips以上、一方的に進んでしまうと全資金が溶けてしまう。
250pips反対方向に進んでいる間に、戻しとして反発があり、かつ含み損を解消できるまで利益が乗れば溶けることはない。
元のロジックはトレンド方向のみにエントリーをするものを組み込んだが、最初のエントリーを基準にナンピンがシステム的に成立してしまう。
いわゆるインジケーターの「だまし」に遭遇してしまうと負けるロジックなわけだ。
しかし、このだましはノイズと同じで減らすことはできても、無くすことはできない。
うーん。
悩みどころだな。
逆に考えてみると
・一方的な相場の対処方法さえあれば勝ち続けられる、ってわけだ。
次回までに考えておくよ。
今日は疲れたからな。

